セミリタイアへの道〜Road to FIRE〜

4年後のセミリタイアを目指しています。その道のりを記録するブログです。

セミリタイア、なぜ4年後か。

ブログタイトルにもあるように今のところ4年後のセミリタイアを目指しています。

ーなぜ4年後かー

自分なりの理由があります。

その1ー今すぐリタイアするにはリタイア後の生活資金が足りないから。

FIREするには、一般に支出の25倍の資産があると安心といいます。

今手元にある資産で賄えるのは52ヶ月分。4年ちょっと分の資産しかありません(TT)

私がアテにしているのは退職金+割増退職金です。4年後にいただける予定の(とらぬたぬきの皮算用ですが)退職金を加味すると240ヶ月分となり20年分の生活資金が賄えることになります。

FIREを予定している4年後から年金がいただけるようになるであろう65歳まで13年。その間この資産で繋ぎ、65歳時点で老後資金で問題となった2,000万円を残して年金をいただけるようになったら貯蓄の取り崩し額を抑えて生活していく計画です。

というわけで、この資金計画でいくためには今すぐFIREするわけにはいかないのです。

そしてこの4年間に増やせた資産は、私のFIRE後生活をより安心なものにしてくれるし、その間に支払う年金も、将来の自分を助けてくれます。

その2ー体力・気力のあるうちに海外ロングステイをしてみたいから。

その1の理由は、止むに止まれぬ理由なのですが、2つ目の理由は自分がしてみたいFIRE後の生活を踏まえての時期設定です。すでにアラフィフですが、今現在は健康の不安もないですし、何ならジョギングが生活習慣になって20歳代、30歳代より体力がついてるかもしれません。経済的にも安定しているので精神的にも余裕が出てきて、今のライフスタイルはとても充実していると思います。

4年後今とまったく同じというわけにはいかないでしょうが、例えば定年を迎える65歳から同じように海外ロングステイをしてみたいと思えるか、それに耐える体力や健康があるか、私自身は自信がありません。(もちろんそのお年で海外生活を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいます)

いくら経済的にはさらに余裕が出ても健康年齢という意味では少し遅いと思っています。「経済的な自由」と「海外ロングステイを楽しむ体力・気力の充実」の均衡がギリギリ取れるちょっと先が4年後、と考えています。

その3ーやっぱりすぐには決断できない

新卒で入社して3月で入社26年が経ちます。これだけお世話になった会社、また自分の人生・生活で大きなポジションを占めている会社を辞めるというのは大きな決断なので、おいそれとはいきません。これからの4年間で、退職=卒業に向けて、気持ちの上でも、経済的にも、人間関係や仕事を通した成長という意味でも、カタをつけていきたいと思います。

具体的なイメージがわかない5年後、10年後、というわけでもなく、自分にとって4年というのはちょうど良い準備期間のように思います。

f:id:freefrommoney:20210220210226j:plain